#Section 03
職場の雰囲気・働きやすさ


職場の雰囲気についてどう感じていますか?

年齢層に関係なく冗談ばかり言い合っている楽しい職場です。飲み会なども定期的に会社のほうで開催してもらえて、その時には先輩後輩の関係もなく、日頃話せないような不満を冗談で言えるような、気軽な雰囲気があります。

普段から記憶にも残らないようなくだらない話ばかりていて、頭を空っぽにしてしゃべっている感じです。本当に、冗談ばかり飛び交う和気あいあいとした職場ですね。
自分が何か仕事で失敗をした時も、先輩方がきちんと指導してくれるので、そういうところもこの職場の好きなところです。

自分は一昨年前ぐらいに大きな失敗をしてしまったことがありました。その時は気持ち的にだいぶ沈んでいた時期が続いたのですが、そんな時に親身になって相談に乗ってくれる人、アドバイスをくれる人がたくさんいて、冗談ばかりではなくて、いざという時はすごく頼りになる安心感も強く感じられます。

具体的なエピソードとして記憶に残っているのは、うちの課長が社員旅行の時に、ある観光地のお土産屋さんで、辛い食べ物を買ったんですね。それをバスに戻って食べて、一人ですごくむせていたんです(笑)。罰ゲームをやらされた大学生みたいで、ある意味、50代とは思えないほど若く見えました。
そういう笑いの絶えない職場なのですが、いざ仕事になると皆スイッチが入って真面目になります。仕事の話などすると真剣に答えてくれますし、心配事を相談すると「大丈夫。なんとかなる」という感じで、経験に裏付けされた自信があるので、いつも頼りになります。
仕事の緊張感が普段の笑いでほぐされて、また仕事に戻った時に集中できるというか。そういうオンとオフの切り替えがうまい人たちばかりで、そういうところもすごい人たちだなと思います。

日々、楽しく働ける職場ということですね?

私の農林大学校時代の同級生は、ほとんどが新卒で入った職場を辞めてしまったそうです。
別の林業会社に転職したり、測量の会社に入ったり。まったく関係のない業界に転職した人もいるようです。
新卒入社で続いているのは、私と、もう一人ぐらいだけだと思います。
話を聞く限り、最上広域森林組合ほど離職率が低い職場はないかもしれません。

林業を辞めてしまう人たちは、人間関係や給料面などが原因のようですね。
山自体は皆好きなはずなのに、現場にすごく癖の強い人がいたり、仲が悪くなったりして辞めてしまうということも結構あるようです。
山での現場作業は、人間関係がとても重要です。そう考えると、ここほど恵まれた職場はないと思います。




働きやすさは?

福利厚生などの働きやすさはどうですか?

仕事に必要な装備については、欲しいものを買ってもらえるので満足しています。
カタログなどでこの作業着がいいなと思ったら、それを書いて提出すれば手配してくれます。
作業着など、会社に揃えてもらえるのはありがたいです。

シャワーも設置してくれています。
働く環境として、ここの条件はとてもいいと思います。

お休みは取りやすいですか?

土日祝日はもちろんですし、お盆休み・年末年始もしっかりと休みがあります。

有給休暇も取りやすいです。
上司からは、特に休む理由も聞かれず「しっかり有給は取れ」と言ってもらっています。

手当などの待遇は?

通勤手当は出ますし、アパート住まいであれば住宅手当も出ます。
その他にも、技術手当や危険手当などもあるので、頑張り次第で手取りは上がると思います。

私は、父や周りの人たちから「森林組合に入ったのなら安泰だ」と結構言われました。
それだけ、周りから見ても待遇がいいということだと思います。


